正月の料理といえば、おせち料理と並ぶほどメジャーな餅。
その餅を使った料理と言えば雑煮(ぞうに)。
醤油や味噌などでだしを味付けたつゆをはった日本料理で、地方や家庭によって味が違うのが特徴。
餅の入った汁みたいなもんだけど。
ちなみに雑煮に入れる餅は汁に入れる前に焼いておく場合と生のまま汁に入れて煮る場合がある。
うちの実家の雑煮の餅は生のまま入れていたんだけど、妻が作った雑煮は焼いていました。
岡山県などの中国地方は生のまま入れることが多いそうです。
ちなみに、自分は餅が好きではありません。
その昔、「餅がのどに引っかかって死ぬ」ということをトラウマのように聞かされたことから餅を食べるのが怖く、それで原因で餅がニガテです。
とはいえ、あんこの入った生の餅は美味しいし、醤油で焼いた餅も美味しい。
でも、雑煮に入った生の餅は、ネバネバしてモッチリしていてニガテ。
そういった点では、今回の雑煮に入った焼いた餅はパリパリで食べやすい。
自分は今回の雑煮のほうが好き。
で、雑煮はいろんな具材が入っているんだけど、自分は、具材がぐちゃぐちゃに溶けた雑煮が許せない。
ここは、さっぱりと透明感のある雑煮であってほしい。
雑煮っていうぐらいだからカオスな方がいいという方もいるかもしれない。
それはそれでどうぞ。
ただ、単に自分の好みなので。
そういった意味で今年食べた雑煮はシンプルでありながら、
餅の味を活かし、ブリの身も崩れることなく、やさしい味だったので、今までで一番の雑煮だった。