最悪のプログラミング言語
本の虫: 最悪のプログラミング言語、BANCStar
http://cpplover.blogspot.jp/2013/09/bancstar.html
最悪のプログラミング言語「BANCStar」
「世界最悪のプログラミング環境?」と題して、アメリカのメジャーな銀行(First Interstate Bank of Washington)で、1991年に実際に使われていたらしい、BANCStarというプログラミング言語が紹介されている。BANCStarの存在自体は1997年、Joe Loughryが公開しているのだが、この度Githubにページが作られたので、注目を集めている。
BANCStarプログラムにおける合法な文字種は、0から9までの数字と,コンマ、マイナス記号、キャリッジリターンだけである。空行は許されていなかった。もし、ファイル内に”.”があるならば、コンパイラーはクラッシュする。
日本語はもちろん、英語も使えません。数字だけでいいんです。
コミュニケーションには指があれば十分なのです。
コメントは厳格に禁止されていた。
コメントがないほうが嬉しいか、メンテナンスされていない実装と異なるコメントが嬉しいかは人によって異なります。
「漢なら、まよわずコード読め」
なかなかのロックな仕様です。
提供されているコントロール構造は、3000(“conditional”)、3001(“block conditional”)、3101(“reverse block conditional”)、また、8500(“GOTO”)、8550(“combination GOTO”)
なんか、4ケタの命令だけ覚えていえばどうにかなりそうっぽい。
システム全体で、変数と定数の総数は2000という制約があった。
Z80に比べれば多いほう。
コード中のラベルは絶対番地
Z80も絶対番地だったような気がする。