名古屋の名物と言えば手羽先とドテ煮。
ひつまぶしや味噌カツ、きしめん、台湾ラーメンや豚トンもあるけど、まずは手羽先とドテ煮だ。
鳥開も気になったけど、まずは世界の山ちゃんと風来坊で食べ比べ。
最初に世界の山ちゃん、風来坊の順で食べた。
同じ日に食べないと味が比較できないもので。
ちなみに、手羽先は愛知県名古屋市にある居酒屋チェーン「風来坊」の創業者・大坪健庫によって考案されている。
その後、世界の山ちゃんが手羽先を有名にさせたといっていい。
結論から言うと手羽先は世界の山ちゃん、ドテ煮は風来坊。
もちろん、好みだと思うので、賛否両論あると思う。
面白かったのは、世界の山ちゃんも風来坊も手羽先の食べ方が違ったこと。
ちなみに手羽先の食べ方は決まっていないのだ。
とにもかくにも、まずは、両方の料理の写真を見てもらいたい。
お酒は大名古屋(日本酒)。
お酒は冷酒。
世界の山ちゃんは、名駅太閤店
名古屋市中村区太閤1-1-16
http://www.yamachan.co.jp/shop/shop_detail.php?number=17&area=aichi
風来坊は、名駅南店
名古屋市中村区名駅南1丁目13-18
http://www.furaibou.com/t_92_meiekiminami.html
世界の山ちゃん
味 ★★★★★
食べやすさ ★★★★★
酒に合う度 ★★★★★
コショウの辛さが強くスパイシーなピリカラ味。
世界の山ちゃん方式での食べやすさは抜群。食べてて気持ちいい。
濃いめの味なので酒にあう。
脂っぽいので、最初に手羽先を2つに切り離す際に手がべっとりとしてしまう。
この食べ方ですっぽり抜けると快感。
風来坊
味 ★★★★
食べやすさ ★★★★
あっさり度 ★★★★★
風来坊のたれは甘辛い味がついているもののあっさり。(良い意味で)
風来坊式の食べ方は不器用な自分には難しかった。
食べやすさは良くないけど、それほど脂っぽさはないのでそれほど手は汚れなかった。
でも、お手拭は必要。
風来坊の手羽先の食べ方
Dタイプは山ちゃんと一緒。風来坊の手羽先だとこの食べ方ができなかった。
最初から手羽先の部分がなかったからかな。
手羽先は食べやすさとスパイスの効いた山ちゃんが、たんぱくであっさりとした風来坊に勝った。
しかし、食べる順番が違ったら結果は違ったかもしれない。
世界の山ちゃん
味 ★★★
酒に合う度 ★★★
どろどろ度 ★★★★★
世界の山ちゃんは、チェーン店感が否めないドテ煮。
名古屋名物だから置いています。レベルに感じた。
豚のホルモンかな。もう少し脂がのっててもよいと思う。
ひどく言えばこてっちゃんを赤味噌に入れたようなもの。
美味しかったけど。こちらも濃いめでドロドロ。
世界の山ちゃんは基本コッテリ派。
風来坊
味 ★★★★★
酒に合う度 ★★★★★
オシャレ度 ★★★★★
風来坊は牛筋のドテ煮。
出てきたときはグツグツと煮えていました。
メニュー表に値段は書いていませんでしたが注文できました。
山ちゃんと比べるとサラサラ。牛筋もこんにゃくも美味しい。
ドテ煮は圧倒的に風来坊。
山ちゃんの黒手羽先も気になる。居酒屋の雰囲気なので敷居は低い。
お通し代もなかったようなのでリーズナブル。
風来坊の店内はオシャレで刺身も食べれるので気軽な料亭のような感じ。
鳥の半身を使ってのターザン焼きにも挑戦してみたい。
手羽先は山ちゃん、ドテ煮は風来坊という感じ。
個人的な意見にしか過ぎないけど、自分なら用途によって使い分けたい。
友人と食べに行くなら、ワイワイとピリ辛味の手羽先を食べる世界の山ちゃん。
会社の上司や妻と行くなら、風来坊。オシャレな店内で落ち着いて食べる。
(手羽先は気の合う人と行かないと、カニ食べてる時みたいになりそう。)
あとは気になる鳥開。こちらの手羽先もぜひ食べよう。
たぶん。明日、日曜日だ。