日本政治を正しく理解するには「教学入門」がオススメと佐藤優氏が驚愕の書評。
週間ダイヤモンド8/29号(8/22発売)のBook Reviews「知を磨く読書」第113回で佐藤優氏は
「日本政治を深く理解するためには公明党の支持団体である創価学会の内在的論理を理解することが不可欠」と
創価学会の聖教新聞社から発刊されている「教学入門」(741円)を薦めている。
佐藤 優(さとう まさる、1960年〈昭和35年〉1月18日 – )は、日本の外交官、作家。
学位は神学修士(同志社大学・1985年)。静岡文化芸術大学招聘客員教授。
在ロシア大使館三等書記官、外務省国際情報局分析第一課主任分析官などを歴任した。
2002年に背任容疑と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴されている。2009年に執行猶予付き有罪判決が確定している。
クリスチャン(プロテスタントのカルヴァン派)。
佐藤 優氏は敬虔なクリスチャンでありながら、創価学会に理解を持つ識者である。
創価学会の会員ではないのに、創価学会、公明党を賞賛し、「教学入門」についても読了されたのだと思う。
佐藤 優氏が語る創価学会への期待については
(1)「創価学会は生きた宗教」
(2)「創価学会は世界宗教」
(3)「創価学会は池田大作と切り離せない」
の3つがあげられている。
(1)「創価学会は生きた宗教」
生きた宗教は「平和」をもたらし、死んだ宗教は「争い」をもたらす。
時代にあわない宗教は争いを生む。時代にあった変化を許容する柔軟さを持つ必要があり、
創価学会は老若男女、様々な環境に適合しており、普遍的な哲学はいつの時代でも通じている。
(2)「創価学会は世界宗教」
キリスト教、イスラム教につぐ勢力として仏教界の最高峰である創価学会は世界宗教となる可能性は高い。
自分の信念を持ちながらも、他宗教との調和を行う姿勢、行動が190地域に存在し、世界宗教としての素質を持っている。
中国が宗教解放を行えば、信仰者数でも創価学会は世界宗教となりえる可能性がある。
毎日「世界平和」を祈り続けている日本発の世界宗教の誕生が楽しみである。
(3)「創価学会は池田大作と切り離せない」
創価学会は師弟が重要なキーワードである。
そういった意味で初代、2代、3代の会長の師弟関係、3代会長と会員の師弟関係を語るにあたり
池田大作を理解せずして、創価学会を語ることはできない。
これだけの熱い想いと期待、週間ダイヤモンドに堂々と「教学入門」を勧める行動を行う佐藤優氏。
学会員顔負けの行動である。
学会員よ、負けて入られない。
これは、がんばらないと。