グーグル検索で見つからないものは誰にも見つけられないと思われがちだが、それは真実ではない」――。
インターネットの「闇グーグル」とも呼べる検索エンジン「Shodan」を開発したジョン・マザリー氏はそう話す。
インターネットで検索するだけで、セキュリティー対策が十分でない機器を探し出すことができる。
つまり、ハッカーの攻撃の足がかりになるとして、「闇グーグル」などと呼ばれるサイトがある。
それが闇グーグル「Shodan」。
独立行政法人の情報処理推進機構は脅威と捉えられることが多かった闇グーグル「Shodan」を賢く利用すれば、
逆に攻撃の糸口を断ち切ることにつながると活用を呼びかけている。
定期的にインターネットを巡回し、IPアドレスなどを手がかりにネットに接続された機器の情報をデータベースに収めている。
検索できる機器はパソコンやサーバーだけでなく、オフィス機器や情報家電、さらには発電所の制御機器まで、およそ5億台。
最大の特徴は、検索1つでセキュリティー対策が十分でない機器を見つけ出すことができること。
このため、悪意を持ったハッカーの攻撃の足がかりになるとして「最も危険な検索エンジン」とか「闇グーグル(闇Google)」などと呼ばれている。
「闇グーグル」は賢く使え NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140302/k10015649411000.html