要件定義書を作る場合のサンプルと観点
要件定義書の構成
網羅性が重要。ここで、要件を漏らしていたら、後工程で手戻りや仕様追加が発生。
→ 実態把握
現行業務の事実調査に終始しないこと。実態把握からは程遠い。
・非効率・ 無駄な箇所を抽出する。
・データ件数・作業時間などの業務ボリューを把握する。
・独自処理の内容と個所を把握する。
→ 確実性
・ システム要件の根幹を担う業務処理の中枢と管理基準を、
ユーザが納得できる内容にするのが要件定義のポイントである。
・ 現行システムだけでなく、経営・マネジメント・取引条件・作業効率の側面からの
「問題点収集」と「分かりやすい解決策」が必要不可欠である。
・ これからの要件定義は、経営・取引・IT進化など多角的に検討を重ねて、
ユーザの事業に貢献できるシステム機能を整理する時代である。
→ 分かり易さ
・詳細まで具体化が必要
・対象範囲の明確化
→ 課題解決
・要件定義作業において未解決の課題を全て網羅すること
・いつまでに解決するか
→ 全体観
・曖昧な表現が多いと、後作業で手戻りの可能性が高い。
・「目的・方針」を明記し、費用対効果など経営ニーズを満たすこと。
要件定義書の構成 案