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年末カウントダウンに要注意?

年末カウントダウンに要注意?

というのは、今年は1秒多いからだ。
今年、2016年の12月31日には23時59分60秒が存在するからだ。

この辺は2016年12月31日にうるう秒(閏秒)「23時59分60秒」を挿入することを、
世界時の決定を行う国際機関である国際地球回転・基準系事業(IERS)が発表したのだから従うしかない。

うるう秒が2016年末に挿入され、12月31日23時59分60秒が生まれることに – GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20160708-leap-second-will-be-added/

ということで、カウントダウンする時は1秒多めにあらかじめ考えておくか。
うまい感じで1秒のギャップを埋める必要があるわけだ。

・・・と思った人もいるかもしれない。
でも、日本は+9時間なわけです。

2017年1月1日(日)午前8時59分59秒と、午前9時00分00秒の間に「8時59分60秒」が挿入されるわけです。
朝9時に起きる場合には、年始から1秒多く寝ることができるわけです。

2012年に行われたうるう秒の挿入の際にはインターネット上でバグが発生するなどの問題が起きました。

セイコーがわかりやすいページを用意してくれてます。

セイコーの「うるう秒」対策(第1回) 2017年1月1日に「うるう秒」が挿入されます セイコーソリューションズ
http://www.seiko-sol.co.jp/leap-second/

障害原因は、
1.特定バージョンのLinuxカーネル※1が動作しているサーバー上で、
2.JavaやMySQL、Apache Hadoop など複数スレッドで動作するミドルウエアを稼働させている

という環境下でサービスを提供していた場合、「うるう秒」発生時にCPUを100%占有し、結果としてサーバーがクラッシュしたことでした。

Googleは公開しているNTPサーバー(Google Public NTP)を日本時間で2016年12月31日の23時から2017年1月1日の19時まで(UTCでは31日14時から1日10時)の20時間、わずかにクロックの進みを遅くする措置を行うらしいです。
これで「8時59分60秒」を挿入させることなしに正しい時刻との同期を実現するとのこと。
Googleはこの手法を過去のうるう秒導入時にも採用していました。

これが有効な方法のようです。2015年の7月には特に大きな問題起きなかったようですし。

About arison

大都会岡山の南部にある玉野市生まれ。 大都会岡山のIT会社(目標は大都会No.1)でコンピュータとお客を相手に日夜格闘中。 関東出張中はグルメブログ。 基本的に遊び人のおっさん。 ライフハックとガンダム好き。ギガフロート玉野を浸透中。

12. 12月 2016 by arison
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