日: 2013年10月7日

  • レビュイーとレビュアー

    レビュイーとレビュアー

    レビュイーレビュアー
    自分はレビュアーは良く使われるけど、
    レビュイーって言葉はあまり耳なれず、
    なんか違和感を感じる言葉なんだけど。
    最近はよく聞くのであえて記事に。

    後半はレビュイーとレビュアーの心構えについて

    【レビュイーとレビュアーの違い】

    AさんがBさんに成果物をレビューしてもらう
    (Aさんが作った成果物をBさんがチェックする場合)
    レビューを受けるAさんがレビュイー(発表する側)(reviewee)。
    レビューするBさんをレビュアー(チェックする側)(reviewer)。

    下の参考記事のように間違えている方も多いので。

    「reviewee」って辞書には無いんですけど、使ってよい英語でしょうか? – Yahoo!知恵袋
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311542653

    ドヤ顔で答えている give1gave2given3 さんがベストアンサーになっているので。
    … lucertolav さん の答えのほうがベストアンサーですけどね。

    lucertolavさん の答え

    論文などをreviewする人(reviewer)に対して、reviewされる人の意味で使われます。
    ***追加***

    はい、新しい造語のようですね。論文の場合は、以前はauthor(作者)と言っていたように思います。
    ちなみに「構いません」の根拠は、Googleで検索すると、
    英語ネイティヴが書いたと思われる英米のサイトを含めて58,800 件のヒットがあるので
    どうやら市民権を得ているようだ、という判断です。

    似た例で「参加者、主席者」の意のattendeeも、
    辞書には載っていますが、20世紀の新語です。
    もともと同じ意味でattendentという言葉があるのですが、
    flight attendent、cabin attendentなど「世話をする人」という意味が
    優勢になり、紛らわしくなったんでしょうね。

    japaneseintorontoさん の答えも端的でわかりやすい。

    Reviewer and reviewee 評論する人 と 評論される人
    http://fishmonkey.blogspot.com/2006/05/reviewer-and-reviewee.html
    Employer and Employee のような物です。

    【レビュイーとレビュアーの心構え】


    【レビュイー】

    • 自己チェックして自信をつけてから説明しよう
    • レビュアーは敵ではない
    • 問題点を隠さない
    • 素直に受け止めよう
    • 今度は自分がレビューする立場になる意識を持とう

    【レビュアー】

    • 修正、指摘だけでは駄目でレビュイーに気付かせること
    • レビュイーに怒ったり、けなしたりしないこと
    • 考えが違う場合は徹底討論。どっちが間違っているかは分からない
    • 収束しない場合は相違点を明らかにして先に進める
    • 検出が大事で解決策にのめりこまない
    • さらっとしか書いていないところが危ない
    • レビュアーを育てる気概で臨もう