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【寸劇】夏休みの宿題

夏休みの宿題。
お盆休みはないけど、夏休みの宿題。
子供たち(男女小学生~高校生)に身近な寸劇の台本を作る。
テーマは『夏休みの宿題』
読書感想文と自由研究と絵日記。
役者は三人とナレーター。
突っ込み(A)… K藤さん
ボケ(B)  …自分
ボケ(C)  …H井君
なレーダー …T中さん

こんな設定にしよう


ナレーター:「長かった夏休みももうすぐ終わり、夏休みの宿題は終わったでしょうか。
皆さんの前にいる男子中学生、そう、ちょっと老けた男子中学生の3人。あらあら、宿題が終わっていないようです」

A:「やべえ、マジで宿題終わんないんだけど」
B:「まず、夏休みの宿題ってなにがあったっけ。ってなんで、A くん、 夏休みなのに制服なんだよ」
A:「                  」(アドリブで)
C:「読書感想文と自由研究と絵日記じゃなかったっけ」

【絵日記】

A:「絵日記?」
C:「元気ですか~。元気があればなんでもできる」
B:「それ、猪木だから」
A:「絵日記は小学生までだろ」
C:「いやいや、それがあるんだよ。自分はバッチリ毎日書いてたけどね」
A:「やべ、忘れてたわ、お前の内容みせてみいや、真似させてくれ」

C:「7月20日晴れ 今日は、朝起きて、朝ご飯を食べて、昼ご飯を食べて、夕ご飯を食べて、眠くなったので寝ました。
7月21日晴れ 以下同文。
7月22日晴れ 以下同文。」

C:「規則正しい生活だろ?」
A:「なんか暮らしていたら発見あるだろ。ひまわり咲いたとか」
C:「ま、いまから、そういうの意識して書くようにするわ。とりあえず、毎日の絵日記にひまわり書いて、
  パラパラマンガみたいに、ちょっとずつ大きくなるように書いてみるわ」
B:「夏休みの初めのほうの天気の欄が困るよね、たまに雨の日なかった? ちょっと調べてみるわ」
C:「真面目やな。岡山は晴れの国なんやから、全部晴れでいいやんか」
B:「毎日、何か書かないといけないとか、絶対に無理やわ…、ネタとかないし」
A:「何調べてるの?」
B:「天気」
C:「わかった?」
B:「ああ、天気は自分のブログとMixiとFaceBookとTwtterとLINEのタイムラインに毎日書いてあったわ、絵日記に何を書こうかな」
A:「絵日記にLINEのタイムラインの内容を書けばいいじゃん」

ナレーター:夏休みの宿題はコツコツと進めていくことが大事です。
記録に残そうと意識することで日々の変化に気が付くことができます。
何気ない毎日の中にも些細な変化は隠れています。

身長が一気に伸びないように、少しずつ心も変化しています。

毎日、毎日が変化の連続です。
昨日は頑張れなかったけど、今日は頑張れた。明日も頑張れるかな。
朝にしっかりと今日は何をすると決めて、夜は今日一日がどうだったか反省する。

楽しかった思い出、悲しかった思い出。いろんな思い出を絵や文字として残すことで
その時の記憶を呼び覚ます道具になります。

大人になってから見る、当時の絵日記や自由帳に書いた落書き。
時間が経ってからみてみると、とっても面白いものですよ。

【読書感想文】

A:「とりあえず、絵日記はどうにかなるとして、次は読書感想文をどうするよ」
B:「まずはamazonで、本を買うところからだろ」
A:「あらすじと、まとめを抜き出して終わりにしようかな~」
C:「お前ら、本当に宿題やっていないな。俺はもう終わったぞ」

A:「ちょい、お前の読書感想文見せてみいや」

A:「ウォーリーの場所は2ページの青い建物の窓、4ページのしましま模様の巨人のポケットの中、
   7ページの湖の中…ウォーリーを探せやないか、これ、感想文じゃないし」
C:「よく、読んでみいや」
A:「2ページの青い建物の窓 難易度:低い、
   4ページのしましま模様の巨人のポケットの中 難易度:ちょい難しかった
   7ページの湖の中… 難易度:友達に先を越された」
B:「C  君と一緒に探してたんだけど、最後のは勝ったわ」
A:「お前も、読書感想文はウォーリーを探せかよ」

B:「ウォーリーが青い建物の窓に隠れていたのは、外が熱かったからだと思います。
  他の外にいる人間は汗をかいていましたが、ウォーリーは汗をかいていませんでした。
  もし、湖があったら、すぐに飛び込みたい。そう思うと、僕の目の先にはウォーリーがいました。
  ウォーリーは隠れたいのではなく、見つけてもらいたい、そう僕のように」
A:「ほう、ほほう…感想文になっとるやないか」

ナレーター:ウォーリーを探せで読書感想文を書くことはできるかもしれませんが、
良い子は絶対に真似をしてはいけません。
読書感想文にはコツがあります。ここでは、こっそりとそのコツを教えましょう。

読書感想文はただ本を読んでストーリーを書くだけではつまらないです。
物語の主人公になりきってみましょう、もし、こんな状況だったら、自分ならどんな選択をするだろう。
なぜ、この主人公は、この時にこんな選択をしたんだろう。
自然と自分以外の相手を気遣う心も持てるようになります。

本を読むことは疑似体験をすることができます。
普段経験することのない世界を経験することができます。
海外の本を読めば海外旅行。歴史小説を読めば過去にもタイムスリップできるのです

本を読んで終わらせるのはもったいない。
本を読んだ後に、どう感じて、自分に何が残ったのか。
本を読んで、これからどうしていくのか。
自分の日ごろの生活に本の体験を取り入れていくことが大事です。

「将来ノーベル文学賞もとれるかもしれません」

【自由研究】

A:「あとは自由研究だな」
B:「やべぇ、今から、超伝導体の反磁界特性の測定実験における定量化」とか間に合わないわ」
A:「たぶん、それって…中学生が夏休みにやるような研究ではないと思うんだ」
C:「なあ、なあ、オレの自由研究テーマ見てみる?」
A:「だいたい、流れはわかってきてるんだ。お前の宿題はあてにならないと」
C:「クラスのアイドル リカちゃん観察日記…」
A:「おまえ、それストーカーだよ」
C:「振り込み詐欺あらため、母さん助けて詐欺実習体験。 夏のお年玉ふりこんでくれ とか」
A:「おまえ、マジで捕まるよ」
C:「おじいちゃん肉体の神秘。 おじいちゃんが…動いた とか」
A:「なんか、エジプトっぽいわ」
B:「自分がやりたいことやるのが一番だよ」
C:「そうそう、A  もなにかやりなよ」
A:「僕だけのアイドル リカちゃん観察日記…」
B:「A  君もリカちゃんのこと、好きだったの!?」

C:「そういえばさ、今年、海行ったけど、なんで体浮くわけ」
B:「浮き輪してるからじゃない」
C:「浮き輪してなくても、浮きやすくなるわけなんだよ」
A:「なんでよ」
C:「浮くんだから浮くんだよ」
B:「あ~、そうか」
A:「あ~そうか、じゃないよ、それ自由研究にすればいいじゃん」
B、C:「あ~、そうか」
C:「じゃあ、おれ、海で浮く研究」
B:「冷蔵庫の中にあったプリンがなくなった理由」
A:「それは研究ではなくて、事件だよ」
C:「塩水にすることで、容疑者が浮かび上がってくるわけだ」
A:「なに、うまいこといってんねん」

ナレーター:さて、さて3人は無事に夏休みの宿題を終えることはできるのでしょうか。
最後の日まで、宿題に追われる日になるかもしれません。
でも、最後の最後まであきらめてはいけません。

皆さんはどうでしょうか。

たくさんの思い出を作って、たくさんの本を読み、たくさんの謎を調べていく。

夏休みは普段の学校生活では経験できないことを経験することができるいいチャンスです。
みなさんも残りの夏休みをしっかり宿題と向き合いながら毎日楽しく過ごしていきましょう。

おしまい。

About arison

大都会岡山の南部にある玉野市生まれ。 大都会岡山のIT会社(目標は大都会No.1)でコンピュータとお客を相手に日夜格闘中。 関東出張中はグルメブログ。 基本的に遊び人のおっさん。 ライフハックとガンダム好き。ギガフロート玉野を浸透中。

19. 8月 2013 by arison
Categories: 日記 | Tags: | 2 comments

2 Responses to 【寸劇】夏休みの宿題

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