コメントが倍返しだ。
銀行員たちが何を賭けて闘っているのか、理解した。
それは、金よりも大切もの。命よりも大切なもの。プライドだ。
実際に、銀行で出世するか、どこかに出向するかによって、銀行員だけではなく、その妻や子供の序列も、社宅の中や幼稚園の中で如実に変化する。
出向させられた銀行員の妻は、他の妻たちに哀れみの目で見られ、本部に栄転した銀行員の妻には、羨望の眼差しが向けられる。
行内での上司、部下の関係は、妻同士の交流でも当然のように反映される。
そして、出向というのは、家族をも辱めの対象にされ、まさに死刑同然のものなのだ。
金融日記:ドラマ『半沢直樹』の感想
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51977154.html