http://exam-movie.com/
7.17(Sat.)よりシアターN渋谷にて2週間限定レイトロードショー。
もう、公開が終わったので若干のネタバレをさらしつつ……あ、でも以下でもやるみたい。
◆シアターシエマ(佐賀県) TEL:0952-27-5116
◆広島サロンシネマ(広島県) TEL:082-241-1781
◆宮崎キネマ館(宮崎県) TEL:0985-28-1162
なので、ネタバレがいやな人は最後まで見ないでください。
最終就職試験に残った8人。
それまでの試験が何だったかは明らかにされていないが、過酷な試験だったのだろう。
1つの部屋に集められた8人。そこには警備員がいた。
そして試験官が入ってきて、ルール説明。
1 試験官、部屋に立つ警備員に話しかけてはならない。
2 問題用紙を破損してはいけない。
3 いかなる理由でも部屋から出てはいけない。
最後に試験官が「質問はないか?」
引っ掛けトラップ。ここで、質問したら危うく失格なのだが、ここで引っかかるヤツはいなかった。
試験開始。問題用紙をめくると白紙。
制限時間は80分。ルールは3つ。答えは1つ。
しかし、問題用紙は白紙。
カウントダウンする制限時間。
問題用紙に自己アピールを書いたものは警備員に連れ去られた。
ルールは3つ。それ以外は何をしてもよい。
そのことに気がついた受験者。受験者同士は協力をする。警備員は立ち続ける。腰には銃。
合格者は死ぬまで年俸1億円の報酬。
そして、なぜ大企業となったのか。命のやり取りをかけた最終試験。
なぜ、そこまでして入社しなければならないのか。
次第に明らかになっていく世界観。
目に見えるものだけがすべてではない。
あらゆる可能性に挑む受験者。脱落していく受験者。
最後に現れた答え。その答えを見つけたものは……。
問題用紙は白紙。
白紙の問題用紙に写る問題。
試験管は言った。「答えは1つ。質問は1つ」
この状況からでる答えは1つしかなかった。
合格者は代表に質問した。
「なぜ、こんな試験をしたのか」
個人的には十分に楽しめる内容でした。
自分の深読みかもしれないですが、自信を持って答えるには、3つの気付きが必要かと思いました。
偶然、答えが出るかもしれませんが、それでは失格になっていたでしょう。
最後のほうは畳み掛けるようで残念な流れ でしたが、この最終試験の質問と回答にはやられたと思いました。
いいアイディア勝負の映画でした。