ちょいと男たちのYAMATOを観る機会があったので、今日見ました。
前々から観ようと思っていたけどなかなか機会がなくて。
で、泣きました。
ラストと言うよりは中盤で泣いた。
死地に赴く前の大事な人との別れ。
母親への息子の死の報告。
唯一残った者を送りだす辛さ。
そして、敗戦と死を覚悟しての戦い。
もう、うまく表現できないけど感動しました。
涙、ぼろぼろ出ました。
じいさんが戦争に行っているので、また1つ重なるとこがありました。
『お国のため』という掛け声で、命を捨てる。
その中で死ぬ意味を考えて行動する者たち。
矛盾した世界で死んでいった人たちを思うと涙が出てきました。
戦争で語る善はどれも都合のいいエゴで、1人1人のなかにある思いを殺して、『お国のため』という言葉で統制をとる。
お国を作っているのは庶民であり、民衆なのに。
その1人ひとりが幸せにならずして、なにが『お国のため』なんだろうか。
まだいろいろと語りたいけど、長くなったので略。
生きたくても生きられない環境だった過去と、
死ななくてすむのに自殺するような現在。
せめて未来は、生きたくなるような立派な社会で
自由に生きることのできる社会になって欲しい。
いや、現在がそうなってほしいし、
そうしなければならない。