オウム真理教の元代表が死刑になった。
地下鉄サリン事件などは10年以上前の事件ではあるものの記憶には新しい。
この問題は難しいことで僕は専門家ではないけど、僕は死刑になるのは当然かと思う。
他の幹部で死刑になっているものがいるなかで、元代表だけ刑が決まらないってのもおかしいことだと思う。
幹部とか部下とかが動いて、その場の環境で殺人などを起こしたのではなく、今回の元代表の場合は自らの判断で、自分の利益のために人を殺したりしたんだから、死刑になるのは当然のように感じる。
そして、何よりも今回の場合は間違った思想や哲学で、多くの人を間違った方向にむかわせた。それだけでも罪は重い。
今回は人が裁いたけど、どの道、裁かれていたと思う。
死刑囚が死んだり、判決が下ったことで被害者が生き返ったり、障害が治るわけではないけど、泣き寝入りするしかない被害者やその周りの人にとっては、この判決は1つの節目にはなると思う。
二度と同じ事件が起きないようにする是正措置や予防措置がはたして効力を持っているかはよくわからないけど。
ただ、今回の判決でマスコミが騒ぐのに便乗するだけでなく、自分なりに考えてみたい。
誤った組織や周辺にいると、必ず間違っていく道に行く。
共にする友人や会社や地域、その他の組織もまた正しいモノサシで測っていかないといけない。
今はおそらく正しいモノサシを持つ人が少ないんだろう。