熱かったうらじゃが終わり、やっと余裕が出てきたかなと言う今日このごろ。
明日からは、会社の健康診断やお盆とかいろいろあってまた忙しくなりそうです。昨日、今日もいろいろと予定があってなかなか忙しかったです。
で、そんなかで先週の仕事帰りのこと。
信号待ちしていると、工事現場のオッサンらしき人が看板をこっちに向けてアピール。
「四国 フェリー」
ん!? もしかして、車の窓を開け……
「どしたんすか?」「四国行く人探してるんやわ」
と、こういうイベントに弱い僕は、誘われるままホイホイと車に乗せてしまっちゃったのだ。
両手ではおさまりきらない荷物を後部座席に置き、おっさんは助手席へ。
帰り道の途中だったので乗せながらいろいろと話を聴いた。
うさんくささ100%なんだけど、おっさんの話では
「北海道からで今は旅に出てから1週間」
「仙台の空港辺りで野宿していたら警備員に心配された」
「昨日は福井とか小浜とか(自分がうる覚え)高速のパーキングで寝た」
「今日は鳥取から津山、岡山まで」
「ファミレスは深夜料金を取るのが嫌いだ。あれは卑怯だ」
とまあ、いろいろとレアな話を聴いた。
今年、甲子園出場の倉敷商業とか、星野仙一記念館とか鷲羽山とか妙に岡山に詳しかったので、
「岡山初めて?」って聞くと、「いや、なんどか来てる」とのこと。
うさんくささ1000%なんだけど、おっさんの話では
「とりあえず、高松に行ってうどん食ってくる」
特に旅の目的もないらしい。
この旅を写真や記事でも書いて本出せばと言うと「金がない」
病気になったら? と聞くと「動いていれば病気にならん」
で、途中で、
「よく、わし乗せたな。危険かもしれんやろ」
「おじさんはそんなことするようには、見えなかったですし」
(このセリフ。見知らぬ人に対して1回言ってみたかったセリフ)
このセリフでおじさんは気持ちをよくしたのか、さらにヒートアップ。
うさんくささ10000%まで跳ね上がった。
で、四国フェリーよりも宇高国道フェリーびいきの自分は
宇高国道フェリーへ。
「家には泊めさせれないですが……フェリー乗り場なら24時間あいていますし。高松までは片道400円くらいあればいけるかと」
「……200円にならんかな」
う……で、ついついサイドポケットに貯めてた小銭の500円を上げちゃった。(あとで500円は失礼だったかな。とか思ったけど)
最後は、「がんばってくださいね~」とお別れ。
帰宅後、親に言うと、金なんかやるなと。むしろ乗せるなと。
ネタとして話すと乗せるなと。
まあ、いいネタができました。
でも、これ、サイドビジネスとしてはいいかも。
夜中にヒッチハイクして、フェリー乗りたいとか、電車乗りたいとか…。
おっさんがまた岡山にいたら今度言おう。
「岡山何度目ですかと」
いや、どこにいてもいいんだけど。本当に元気でいてもらいたいです。